第203回防災まちづくり談義の会レポート 避難所における災害関連死を防ぐキーワードーイタリアから学ぶ「TKB48」とは 

日 時:2025 年 4 月 17 日(木)

🕒 時 間:15:00〜17:00(開場 14:45)

🏢 会 場:横浜市青少年育成センター 地下 2 階 第一研修室 リモート併用

演題:避難所における災害関連死を防ぐキーワードーイタリアから学ぶ「TKB48」とは 

🎤 講師紹介

水谷 嘉浩 氏

博士(工学)/J パックス株式会社 代表取締役

避難所・避難生活学会 常任理事/段ボールベッド考案者

避難所の「TKB48」提唱者

📌 講演概要

我が国は世界有数の災害大国ですが、避難所の環境は 100 年前から大きく変わっておらず、避難生活中に体

調悪化などで亡くなる「災害関連死」が後を絶ちません。

本講演では、災害関連死ゼロを実現しているイタリアの避難所支援の取り組みに学び、水谷氏が提唱する

「TKB48(トイレ・キッチン・ベッドを 48 時間以内に)」の理念と実践についてご紹介いただきます。

📣 講演のポイント

• 災害関連死の主な原因とは

• イタリア型避難所支援の仕組み

• TKB48:避難所支援の「標準化・ユニット化・機動力化」

• 地域防災計画や防災庁構想への提言につなげる実践知

💬 主催者メッセージ


講演の概要(速報:詳細レポートは後日公開します)

今回の講演では、水谷嘉浩氏が国内外の避難所支援の実例を紹介しながら、日本の避難所における課題や、改善に向けた具体的なアイデアについて語りました。

特に「災害関連死を防ぐには何が必要か?」という視点から、日本とイタリアの違いを中心に分かりやすく解説されました。

本会としては、SUMの概念など、大きな学びがあり、提言に組み入れました。

防災塾・だるま防災庁創設への市民提言

1 公助力強化 水谷氏から学んだSUMの概念を提案しました。

(4)SUM 基準による即時被災地⽀援

スフィア基準や TKB48(48 時間以内のトイレ・キッチン・ベッド)を実現するために、イタリ

ア式避難所の要となる SUM(同⼀企画・ユニット化・モビリティ)基準を基に、即時被災地⽀

援システムを全国ネットで実現する。

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