防災塾・だるまについて

「防災塾・だるま」とは
「防災塾・だるま」は、「災害の教訓を生かして、転んでも何度でも立ち上がる」という理念のもと、2006年に発足した防災ネットワークです。市民・研究者・大学・企業・行政など、さまざまな立場の人々が連携し、地域の防災力を高めることを目指しています。
活動の柱は、防災講演会「防災まちづくり談義の会」で、2024年には開催回数が200回を超えました。そのほかにも、定例会での情報共有、神奈川大学とのエクステンション講座、被災地への視察、他機関との連携支援など、多様な取り組みを行っています。
最新活動情報

第206回 防災まちづくり談義の会 開催レポート

神奈川大学✕防災塾・だるま連携エクステンション講座受講者募集(2025後期)

受講者募集
9月から募集開始。防災塾・だるまの「防災まちづくり談義の会〈マンション防災〉」をベースに、会員以外にも開いた“実践重視”の学び場です。
- 目的:自助・共助・公助を“現場で回す”運用力を、ケース×対話型演習で強化
- 対象:マンション管理組合/自治会/BCP担当/一般(会員以外も歓迎)
- 会場:神奈川大学 みなとみらいキャンパス2F KUポートスクエア(対面予定)
- 参照:2025年度後期ガイドブック p.44(防災塾・だるま掲載)
詳細・申込
- ガイドブック(デジタル版):https://www.ku-portsquare.jp/guide/digi_2025_2/index.html
- 申込サイト(「防災」カテゴリから検索):https://www.ku-portsquare.jp
※定員・開講日・受講料・カリキュラムは上記リンク先でご確認ください。
防災塾・だるま会員も、一般の方もぜひご参加を。
発信:防災塾・だるま 塾長
「命を守る防災の教科書」全文ドラフト 第一章 防災の国語編(図表入り)公開しました

参加型編集開始
これまで200回を超える「防災まちづくり談義の会」や現地調査、語り部の証言などを通じて得られた叡智を教材として整理し、『命を守る防災の教科書』の構築を進めています。
今回公開するのは、第1章「国語編」の図表仮編集版です。
国語教材や物語を防災の視点から読み解き、次世代に命を守る知恵を伝えることを目指しています。
主な内容
- 今年の朝ドラ小泉八雲「生ける神」『稲むらの火』の物語の真相とその教訓
- 日本最古の地震記録を古典から読み取る
- 関東大震災、阪神・淡路大震災、東日本大震災を語り部の証言から学ぶ
- 石巻市立大川小学校の津波事故を判例と語り部の声から分析
- 横浜・鶴見川流域の総合治水対策の歴史を教材化
文学・語り部・判例・地域史を素材として再構成し、「読むことが防災教育となる国語」を形づくっています。会員の皆さまからのご意見やご感想を反映しながら、教材としてさらに充実させていきます。ぜひご覧ください。
最新活動情報 (ご案内・活動レポート)
- 第206回 防災まちづくり談義の会 「福祉施設のBCP(事業継続計画)を考える」開催レポート「福祉施設のBCP(事業継続計画)を考える」 1.開催概要 宮本氏は、地震被害想定システムの開発や、日本初期の緊急地震速報の現場応用に携わり、全国で防災・BCP指導を行ってきた第一人者である。今回は、とりわけ**「災害時 […]
- 『命を守る防災の教科書』第1章 国語編 図表仮編集版これまで200回を超える「防災まちづくり談義の会」や現地調査、語り部の証言などを通じて得られた叡智を教材として整理し、『命を守る防災の教科書』の構築を進めています。 今回公開するのは、第1章「国語編」の図表仮編集版です。 […]
- 書籍『命を守る防災の教科書』公開編集を開始します!『命を守る防災の教科書』 著者名 鷲山龍太郎(防災塾・だるま塾長) 『命を守る防災の教科書』とは 「防災塾・だるま」が長年の活動で積み上げてきた知見と、200回を超える「防災まちづくり談義の会」での議論を結集し、日本に必 […]
- 2025年7月第2回定例会 議事録防災塾・だるま 2025年7月第2回定例会 議事録(案) 1. 開会あいさつ(鷲山塾長) 防災庁設置の進展状況と提言の反応、防災教育の制度的基盤整備の必要性について共有。災害に備える地域・行政・個人の連携の重要性が強調さ […]
- NEW!第206回 防災まちづくり談義の会「福祉施設のBCPを考える」宮本英治氏講演のご案内2025年9月18日(木)15:00~17:00 「BCP(事業継続計画)」と聞くと、企業のための計画という印象を持たれる方が多いかもしれません。しかし、高齢者施設、障害者支援施設、保育園などの福祉施設こそ、災害時に最も […]
組織運営
- 防災塾・だるま2025年度通常総会報告(速報)5月15日に開催された今年度の総会では、以下の重要な議題が承認されましたので、速報としてご報告いたします。 防災まちづくり談義の会の活動強化 年6回の談義の会講師が確定し、さらに充実した内容で地域防災への貢献を進めてまい […]
- 年間活動計画
会員所属団体・連携団体イベント情報等
- 神奈川大学アジア研究センター主催シンポジウムのご紹介アジア地域の複合災害への備え — 地域レジリエンス強化に関する技術動向と課題 — 日時:2025年11月29日(土)13:30〜17:00(13:00開場)会場:神奈川大学 横浜キャンパス セレストホール(16号館2階) […]
- 第207回談義の会(J-DAG勉強会)下記のとおり「第207回 防災まちづくり談義の会」を開催します。今回は J-DAG(発災直後の行動ゲーム=Just Disaster Action Game)の「由来」と「訓練としての要点」を共有し、まだJ-D […]
会員レポート(イベント情報・活動報告・教材開発など)
- 神奈川大学アジア研究センター主催シンポジウムのご紹介アジア地域の複合災害への備え — 地域レジリエンス強化に関する技術動向と課題 — 日時:2025年11月29日(土)13:30〜17:00(13:00開場)会場:神奈川大学 横浜キャンパス セレストホール(16号館2階) […]
- 『命を守る防災の教科書』第1章 国語編 図表仮編集版これまで200回を超える「防災まちづくり談義の会」や現地調査、語り部の証言などを通じて得られた叡智を教材として整理し、『命を守る防災の教科書』の構築を進めています。 今回公開するのは、第1章「国語編」の図表仮編集版です。 […]
- 書籍『命を守る防災の教科書』公開編集を開始します!『命を守る防災の教科書』 著者名 鷲山龍太郎(防災塾・だるま塾長) 『命を守る防災の教科書』とは 「防災塾・だるま」が長年の活動で積み上げてきた知見と、200回を超える「防災まちづくり談義の会」での議論を結集し、日本に必 […]
- 「子ども110番の家」が防犯+防災で子どもを守る!— 南笹野台自治会の先進的取り組みと稲垣博正氏の活動 — —南笹野台自治会の先進的取り組みと稲垣博正氏の活動 — 横浜市旭区・南笹野台自治会では、防犯のために設置されてきた「子ども110番の家」を、防災にも活用する新たな […]
- 【研修実践レポート】港北区 放課後児童クラブ等職員向け研修会にて講義(2025年6月18日)防災塾・だるま塾長 鷲山龍太郎は、2025年6月18日、横浜市港北区こども家庭支援課の主催により開催された「放課後児童クラブ・放課後キッズクラブ職員向け防災研修会」に招かれ講師を務めさせていただきました。研修そのものの有 […]
防災塾・だるまの活動
災害教訓の探究
最新のお知らせ
「自助」「共助」「公助連携」「新時代災害対応」の探究と提言案構築(2020~2023年度)

2020年度から2022年年度にかけては、災害教訓から何を提言するかを「自助」「共助」「公助連携」「新時代災害対応」の4観点で探究しました。それが「度防災庁創設への提言」のベースになっています。
👉️自助・共助・公助連携・新時代災害対応の探究要旨のページ
🅐 Aサロン(自助力推進)
提言タイトル:住宅の耐震化と救出体制を地域主導で推進する仕組みの構築
🅑 Bサロン(共助力向上)
提言タイトル:住民主体の地区タイムラインと防災共助文化の確立
🅒 Cサロン(連携推進)
提言タイトル:多主体でつくるIT型「地区タイムライン」による災害対応の統合
🅓 Dサロン(時事防災課題探究)
提言タイトル:複合災害と社会課題に対応する市民発の“新時代防災”モデル
新たな災害課題への対応と提言(2024年度活動)
防災庁創設への提言 活動 新しい地区防災モデルの提案(2025年度活動方針)
防災庁創設に向けて、ハード面の強靭化と車の両輪となるべき「ソフト面の強靭化」を提案します
〜南海トラフ巨大地震死者想定を半減する方法(AI評価)〜

防災関連法規間の乖離解消と遵守監督
省庁、自治体、地区を一元統括する防災庁
災害ボランティアや専門家を「特別公務員」に
復興行政における市民参画による高度な調整
人為的要因を含む災害リスクへの対応

共助(市民防災)強靭化
「防災地区」全国一律指定
地区防災計画策定義務(行政支援義務)
地区防災会議→地区防災計画策定
地区防災マニュアル・地区防災教育
地区総合防災訓練実施→津波避難率激増

地盤起因の建物倒壊リスク「見える化」
地盤や個別リスクに対応した耐震化推進
高リスクな2000年以前建築物の耐震政策

SUM基準による物・人配備
(SUM:標準化・ユニット化・モビリティ化)
TKB48による即時被災地支援
(48時間以内のトイレ・キッチン・ベッド)
省庁横断的なインフラ強化と復旧

実効的な避難行動要援護者支援
被災地における女性等人権保護
「ふるさと防災団体」指定と公的支援
「防災・復興コーディネーター」育成
「花博覧会」跡地の防災目的活用

都市部人口の6割を超える
マンション防災力向上
地区防災の主体として連携
※2025年12月6日・13日神奈川大学「防災塾・だるま」連携エクステンション講座開催
👉️「防災塾・だるま」から防災庁創設への市民提言本文PDF 2025年6月段階
👉️「防災塾・だるま」から防災庁創設への市民提言のページ(防災まちづくり談義の会200回からの検討経過等説明)

連携共催団体
2025年11月22日(土)横浜市民防災センター
「かながわ・よこはま防災減災体験フェアー」開催決定
👉️かながわ・よこはま防災ギャザリング実行委員会公式HP
👉️出展者マニュアル 出展申し込みフォームはこちらから