防災塾・だるまについて 


「防災塾・だるま」とは

「防災塾・だるま」は、「災害の教訓を生かして、転んでも何度でも立ち上がる」という理念のもと、2006年に発足した防災ネットワークです。市民・研究者・大学・企業・行政など、さまざまな立場の人々が連携し、地域の防災力を高めることを目指しています。
活動の柱は、防災講演会「防災まちづくり談義の会」で、2024年には開催回数が200回を超えました。そのほかにも、定例会での情報共有、神奈川大学とのエクステンション講座、被災地への視察、他機関との連携支援など、多様な取り組みを行っています。

最新活動情報


第206回 防災まちづくり談義の会 開催レポート


テーマ:福祉施設のBCP(事業継続計画)【講師:宮本英治氏】。

9/18(木)、神奈川県民サポートセンターで開催・22名参加

  • 要点:「災害時にケアを止めない」BCPは書類づくりではなく“回す”仕組み(想定→予防→初動→継続→備え→訓練→見直し)。防災塾・だるま -
  • 72時間の耐久戦略/備蓄は最低1週間、施設間協定とDIGで“現場力”を底上げ。防災塾・だるま -
  • 「避難場所」と「避難所」の混同に注意。本来の防災は“避難せずに済む”備え防災塾・だるま -

👉 続きを読むhttps://bosaijuku-daruma.com/dangi206-report/



奈川大学✕防災塾・だるま連携エクステンション講座受講者募集(2025後期)

受講者募集

9月から募集開始。防災塾・だるまの「防災まちづくり談義の会〈マンション防災〉」をベースに、会員以外にも開いた“実践重視”の学び場です。

  • 目的:自助・共助・公助を“現場で回す”運用力を、ケース×対話型演習で強化
  • 対象:マンション管理組合/自治会/BCP担当/一般(会員以外も歓迎)
  • 会場:神奈川大学 みなとみらいキャンパス2F KUポートスクエア(対面予定)
  • 参照2025年度後期ガイドブック p.44(防災塾・だるま掲載)

詳細・申込

※定員・開講日・受講料・カリキュラムは上記リンク先でご確認ください。
防災塾・だるま会員も、一般の方もぜひご参加を。
発信:防災塾・だるま 塾長

「命を守る防災の教科書」全文ドラフト 第一章 防災の国語編(図表入り)公開しました

参加型編集開始

これまで200回を超える「防災まちづくり談義の会」や現地調査、語り部の証言などを通じて得られた叡智を教材として整理し、『命を守る防災の教科書』の構築を進めています。

今回公開するのは、第1章「国語編」の図表仮編集版です。
国語教材や物語を防災の視点から読み解き、次世代に命を守る知恵を伝えることを目指しています。

主な内容

  • 今年の朝ドラ小泉八雲「生ける神」『稲むらの火』の物語の真相とその教訓
  • 日本最古の地震記録を古典から読み取る
  • 関東大震災、阪神・淡路大震災、東日本大震災を語り部の証言から学ぶ
  • 石巻市立大川小学校の津波事故を判例と語り部の声から分析
  • 横浜・鶴見川流域の総合治水対策の歴史を教材化

文学・語り部・判例・地域史を素材として再構成し、「読むことが防災教育となる国語」を形づくっています。会員の皆さまからのご意見やご感想を反映しながら、教材としてさらに充実させていきます。ぜひご覧ください。

👉 第1章「国語編」の図表仮編集版公開ページはこちら

👉️「命を守る防災の教科書」(編集中)全文ドラフト・図表なし

📖 「命を守る防災の教科書」の全文公開・公開編集のページ



最新活動情報 (ご案内・活動レポート)

2025年9月定例会議事録

組織運営

  • 防災塾・だるま2025年度通常総会報告(速報)
    5月15日に開催された今年度の総会では、以下の重要な議題が承認されましたので、速報としてご報告いたします。 防災まちづくり談義の会の活動強化 年6回の談義の会講師が確定し、さらに充実した内容で地域防災への貢献を進めてまい […]
  • 年間活動計画

会員所属団体・連携団体イベント情報等


  • 神奈川大学アジア研究センター主催シンポジウムのご紹介
    アジア地域の複合災害への備え — 地域レジリエンス強化に関する技術動向と課題 — 日時:2025年11月29日(土)13:30〜17:00(13:00開場)会場:神奈川大学 横浜キャンパス セレストホール(16号館2階) […]
  • 第207回談義の会(J-DAG勉強会)
    下記のとおり「第207回 防災まちづくり談義の会」を開催します。今回は J-DAG(発災直後の行動ゲーム=Just Disaster Action Game)の「由来」と「訓練としての要点」を共有し、まだJ-D […]

会員レポート(イベント情報・活動報告・教材開発など)

防災塾・だるまの活動

災害教訓の探究

最新のお知らせ


「自助」「共助」「公助連携」「新時代災害対応」の探究と提言案構築(2020~2023年度)

2020年度から2022年年度にかけては、災害教訓から何を提言するかを「自助」「共助」「公助連携」「新時代災害対応」の4観点で探究しました。それが「度防災庁創設への提言」のベースになっています。
👉️自助・共助・公助連携・新時代災害対応の探究要旨のページ

🅐 Aサロン(自助力推進)    
   提言タイトル:住宅の耐震化と救出体制を地域主導で推進する仕組みの構築
🅑 Bサロン(共助力向上)    

   提言タイトル:住民主体の地区タイムラインと防災共助文化の確立
🅒 Cサロン(連携推進)     

   提言タイトル:多主体でつくるIT型「地区タイムライン」による災害対応の統合
🅓 Dサロン(時事防災課題探究) 

   提言タイトル:複合災害と社会課題に対応する市民発の“新時代防災”モデル


新たな災害課題への対応と提言(2024年度活動)



防災庁創設への提言 活動 新しい地区防災モデルの提案(2025年度活動方針)

防災庁創設に向けて、ハード面の強靭化と車の両輪となるべき「ソフト面の強靭化」を提案します

〜南海トラフ巨大地震死者想定を半減する方法(AI評価)〜

公助(防災行政)強靭化
防災関連法規間の乖離解消と遵守監督
省庁、自治体、地区を一元統括する防災庁
災害ボランティアや専門家を「特別公務員」に
復興行政における市民参画による高度な調整
人為的要因を含む災害リスクへの対応

共助(市民防災)強靭化
「防災地区」全国一律指定
地区防災計画策定義務(行政支援義務)
地区防災会議→地区防災計画策定
地区防災マニュアル・地区防災教育

地区総合防災訓練実施→津波避難率激増
自助(家庭防災)強靭化
地盤起因の建物倒壊リスク「見える化」
地盤や個別リスクに対応した耐震化推進
高リスクな2000年以前建築物の耐震政策


被災地支援強靭化
SUM基準による物・人配備
(SUM:標準化・ユニット化・モビリティ化)
TKB48による即時被災地支援
(48時間以内のトイレ・キッチン・ベッド)
省庁横断的なインフラ強化と復旧

災害福祉強靭化
実効的な避難行動要援護者支援
被災地における女性等人権保護
「ふるさと防災団体」指定と公的支援
「防災・復興コーディネーター」育成

「花博覧会」跡地の防災目的活用

マンション防災強靭化
都市部人口の6割を超える
マンション防災力向上
地区防災の主体として連携

※2025年12月6日・13日神奈川大学「防災塾・だるま」連携エクステンション講座開催

👉️「防災塾・だるま」から防災庁創設への市民提言本文PDF 2025年6月段階

👉️「防災塾・だるま」から防災庁創設への市民提言のページ(防災まちづくり談義の会200回からの検討経過等説明)


連携共催団体 

2025年11月22日(土)横浜市民防災センター
「かながわ・よこはま防災減災体験フェアー」開催決定

👉️かながわ・よこはま防災ギャザリング実行委員会公式HP
👉️出展者マニュアル 出展申し込みフォームはこちらから

内閣府主催 ぼうさいこくたい2023横浜大会
 オリジナルセッション神奈川Os-7に防災塾・だるまが出展
「関東大震災から100年の教訓を未来につなぐ」
関東大震災の教訓情報の宝庫です!
 
👉️アーカイブHP bosai-kanagawa.net
    ぼうさいこくたい2023オリジナルセッション神奈川Os-7実行委員会

賛助会員   👉️賛助会員規則